海外でよく間違える日本人マナー 西洋料理のテーブルマナー編
日本人だから気を付けるべき海外でのマナー
海外の方々と慣れ親しむときに気を付けねばならぬことはたくさんあります。日本人だからこそ習慣化してしまっている食事方法のマナーをまとめました。
参考)「さすが!」といわせる大人のマナー講座 日本マナー・プロトコール協会
ヌーハラ?麺類やスープには気を付けて
日本では麺類やスープを食べるときには勢いよく「ズズズッ!」と吸い込むように食べてしまいますが、海外ではとても汚いことと認識されています。ゲップをするのと同様くらいの行為です。
日本人は気を付けていても、つい習慣で麺やスープを吸い込むように口に入れてしまいますが、気を付けましょう。音をたてずに食べるのがイメージできない方はこちらの動画をご覧ください。
コース料理のお皿の扱いには気を付けて
日本では出されたお椀を口元まで運んで食べるのが常識なので、ついつい様々な料理のお皿を手で触って動かしてしまいがちですが、西洋料理のコースでは、お皿自体も料理に合わせて温めたり冷してあったりするので、セッティングされた場所から動かさないのが基本です。動かしていいのはブイヨンカップやコーヒーカップだけです。
日本人はついついお皿をとって食べようとしてしまうので、気を付けましょう。
何故か広がった料理のソースをパンにつけるマナー?
80年代~90年代に広まった西洋料理のマナーとして、料理の残ったソースはパンにつけてお皿をきれいにするということがありますが、フォーマルな席ではマナー違反です。西洋では家庭の中でやることはあるかもしれないが、格式の高いレストランなどでやるととても失礼な行為になります。料理のソースはそのお皿に合わせて盛られているので、お皿の料理と一緒になくなるように食べましょう。
ビストロの様な家庭料理を出す店のマナーが何故か日本で広まってしまったようなので、日本のレストランに行ったときなども気を付けましょう。
海外の方々と気持ちよくお付き合いしましょう。
海外での仕事や交流が増えた世の中で、マナーを守ることは異文化の相手に対して嫌な気持ちにさせない気遣いとなります。マナーやプロトコールを守って、海外の方々と気持ちよくお付き合いできるようにしましょう。